高炭素フェロクロムは、クロムと鉄を主成分とする鉄合金である。通常、クロム60~75%、炭素4~8%を含み、ケイ素、リン、硫黄などの不純物が少量含まれることもある。クロム鉱石(クロマイトなど)、コークス、鉄源を電気炉還元製錬法で高温製錬して製造される。主にステンレス鋼、合金鋼、耐熱合金の製造における主要添加剤として使用される。材料の硬度、耐食性、高温耐酸化性を大幅に向上させることができる。低炭素フェロクロムと比べ、炭素含有量が多いため融点が低く、コストパフォーマンスに優れている。冶金産業ではブロック状や粒状で使用されることが多く、製鋼分野では欠かせない基礎原料のひとつである。

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